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トルコに対する渡航情報(危険情報)の発出

現在の外務省渡航情報の確認。

観光地でも十分注意する必要がありそうだ。

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2012t115_1


●シリア及びイラク国境付近
 :「渡航の延期をお勧めします。」(引き上げ)
ハッカーリ県,シュルナク県(イラク国境付近を除く)
 :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
イスタンブール県及び南東部10県(トゥンジェリ,エラズー,ビンギョル,ディヤルバクル,マルディン(シリア国境付近を除く),バトマン,ムシュ,ビトリス,シールト,ヴァン)
 :「十分注意してください。」(継続)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)内戦状態が続くシリアとの国境付近において,シリアからの砲弾等の飛来により死傷者の発生や物的損害等の被害が出ています。
(2)トルコ軍は反政府武装組織クルド労働者党(PKK:別名「クルド人民会議(KONGRA-GEL)」)に対し,イラク北部(クルディスタン地域)への越境攻撃や掃討作戦等を継続しています。これに対しPKKもイラン・イラク国境沿いのトルコ国境付近を中心にトルコ軍・警察等の治安当局に対し攻撃を継続しており,都市部での爆弾テロや誘拐事件も発生しています。
(3)アル・カーイダ関連組織は,2003年11月,在イスタンブール英国総領事館など市内4か所で多数の死傷者を出した爆弾テロ事件以降,大規模なテロ事件は起こしていません。他方,アル・カーイダ等の過激思想の影響を受けた3人のテロリストが,2008年7月,在イスタンブール米国総領事館の警察官詰め所を襲撃し,警察官3人を殺害しました。
(4)一般犯罪に関しては,イスタンブール県など国内主要観光地において,日本人旅行者を狙った盗難事件の被害が多数報告されています。

2.地域情勢
(1)シリア及びイラク国境付近
 :「渡航の延期をお勧めします。」
 シリアにおいては政府軍と反政府武装勢力との戦闘が継続しており,トルコ側のシリア国境沿いでは,シリア領内からの砲弾の着弾や銃弾の飛来により,死傷者の発生や家屋等の損壊の被害が出ています。2012年10月3日,シャンルウルファ県のシリア国境付近の町アクチャカレにおいて,シリアから飛来した砲弾により5人が死亡する事件も発生しています。
 また,ガジアンテプ県のキリスにはシリアとの国境検問所が設置されており,シリアからの多数の避難民や不法入国者がトルコに入っています。
さらに,イラン・イラクと国境を接するハッカーリ及びシュルナクの両県では,国境付近に拠点を有するPKKと治安部隊との衝突やトルコ軍によるイラク北部(クルディスタン地域)への越境攻撃が頻発しており,同国境付近の情勢は極めて流動的です。誤爆や流弾等により一般人に危害が及ぶ可能性も排除できません
 つきましては,シリア及びイラク国境付近の危険情報を「渡航の延期をお勧めします。」に引き上げます。同国境付近に渡航・滞在を予定される方は,目的の如何を問わず渡航を延期してください。

(2)ハッカーリ県,シュルナク県(イラク国境付近を除く)
 :「渡航の是非を検討してください。」
 PKKは,2006年10月,トルコ国内において一方的停戦に入ると宣言しました。しかし,その後もテロ活動を継続し,2007年9月以降,攻撃を再び活発化させました。これを受け,トルコ軍は2007年12月,イラク北部のPKK拠点に対する越境攻撃を実施し,それ以降,掃討作戦を続けていますが,PKKは勢力を維持しています。
 最近では,PKKは2012年8月,ハッカーリ県のイラク国境近くにあるトルコ軍国境警備所を攻撃して兵士等8人を殺害し,シュルナク県においても、警察署を襲撃したり,パイプラインを爆破するなど,行動を活発化させています。
 つきましては,同地域に渡航・滞在される方は,渡航の是非を含め,自らの安全につき真剣に検討してください。また,渡航・滞在される場合には,最新の治安情報の入手に努め,十分な安全対策を講じるようお勧めします。

(3)イスタンブール
 :「十分注意してください。」
 ア イスタンブール市内では、PKKによるとみられる爆弾テロ事件等が散発しています。
 2008年7月27日,イスタンブール市ギュンギョレン区(ヨーロッパ側)の商店街で,PKK構成員が仕掛けた爆弾が連続して2回爆発し,18人が死亡し,144人が負傷した事件も発生しています。
 最近では,2012年7月,大イスタンブール市キュチュクチェクメジェ市ソークス地区で,当局が地中に埋められたプラスチック爆弾10キロを発見,押収する爆弾の爆発未遂事件が発生したほか,ベイオウル市でPKK支持者がバスに火炎瓶を投てきする事件が発生しました。また,同年9月には左翼グループのメンバーによるイスタンブール県警本部に対する襲撃未遂事件やスルタンガージィー市の警察署に対する自爆攻撃も起きています。今後もPKK等によるテロ発生の可能性は排除できません。
 イ 上記事件以外にもイスタンブール市内の各地(政党事務所前,外資系銀行支店前,バスターミナル,政府機関,テレビ局前,レストラン,警察署に隣接するインターネットカフェ,スーパーマーケット等)では,PKKやその他の過激派による小規模な爆弾事件や暴力的なデモが発生しています。
つきましては、イスタンブール県に渡航・滞在される方は、上記情勢に留意するとともに、最新の治安情報の入手に努め、テロ事件等、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。

(4)南東部10県(トゥンジェリ,エラズー,ビンギョル,ディヤルバクル,マルディン(シリア国境付近を除く),バトマン,ムシュ,ビトリス,シールト,ヴァン)
 :「十分注意してください。」
 トルコ南東部では,ディヤルバクルにおいて,2012年7月,PKKの設置した爆弾が爆発し兵士ら4人が死傷した事件等が発生したほか,マルディンにおいて,7月及び8月にPKKがパイプラインを爆破する事件等が発生しています。
また,シールトの一部には暫定警備地区(一般市民は立入禁止)が設定されています。南東部の他の県においても,線路や路肩に仕掛けられた爆弾テロ,警察宿舎襲撃事件等が発生しています。加えて,PKKと治安部隊との間による衝突も散発しています。
 つきましては,これら南東部10県に渡航・滞在される方は,上記情勢に留意するとともに,最新の治安情報の入手に努め,テロ事件等,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。

(5)その他の地域
 首都アンカラを含め,各地でPKK又は関連組織によると思われる爆弾事件や爆弾未遂事件が散発しています。
 ア 首都アンカラでは,2011年9月,市内中心部で自動車爆弾が爆発し,死者4人を含む多数の民間人が被害に遭う事件が発生しています。
 イ エーゲ海沿岸では,2012年8月,イズミール市フォチャ地区でPKKが仕掛けた遠隔操作式爆弾が爆発し兵士12人が死傷したほか,同年9月には同市ガジェミル地区で警察が爆発物17キロを発見,押収しています。
 ウ 地中海沿岸では,2012年9月,アンタルヤ県アランヤ地区で,警察が地中から爆発物11キロ,手榴弾20発等を発見,押収しています。

3.滞在に当たっての注意
 トルコ滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在トルコ日本国大使館,在イスタンブール日本国総領事館,現地関係機関,報道等により最新情報を入手するよう努めてください。
(1)全般的な注意事項
 ア 観光地もテロの対象となり得ることに常に留意し,ホテル,ショッピングセンター,レストラン,その他の娯楽施設(ディスコ,ナイトクラブ,バーなど)を含め,可能な限り警備体制の整った施設を利用するようお勧めします。
 イ 建物内及び街頭や公園などの野外を含め,放置された不審物(バッグ,袋,包みなど)やゴミ箱に爆弾が隠されている可能性がありますので,常にそうした物がないか周囲に気を付け,不審物があった場合には近づかないよう注意してください。
 ウ 警察,軍駐屯地などの治安関係施設,政府機関などもテロの標的となる可能性がありますので,可能な限り近づかないよう注意してください。
 エ 外出の際には,自分の行き先を知人等に告げてから出掛けるよう心掛けてください。
 オ 近くで不測の事態が発生した場合には,家族や会社に連絡し事件現場には近づかないよう注意してください。
 カ 南東部各県においては,前述の諸点に留意しつつ国境付近には近づかない,山間部及びへき地への旅行,山間部での夜間の移動は避ける等,十分な安全対策を講じるようにしてください。

(2)観光旅行者向けの注意事項
 トルコを観光で旅行される方は,上記(1)のほか,スリ,置き引き,偽警官による金品詐取,路上強盗,ひったくり,極めて悪質なじゅうたん販売(時には暴行を含む),ぼったくりバーなどの被害報告がありますので,これらにも十分注意してください。詳細は安全対策基礎データを参照ください。

(3)長期滞在者向けの注意事項
 トルコに長期滞在中の方は,上記(1)及び(2)のほか,以下の事項にも留意してください。なお,緊急時には在トルコ日本国大使館,在イスタンブール日本国総領事館とも夜間,休日を問わず連絡が取れる体制になっていますので,遠慮なく連絡ください。
 ア 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在トルコ日本国大使館又は在イスタンブール日本国総領事館に「在留届」を提出してください。なお,「在留届」は,在留届電子届出システム( http://ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても行うことができますので,在トルコ日本国大使館又は在イスタンブール日本国総領事館まで送付してください。
 届出事項に変更が生じたとき又はトルコを出国する(一時的な旅行を除く)ときは,その旨を届け出てください。
 イ スリ,ひったくりのほか,空き巣及び車上荒らしの被害が報告されています。普段から玄関の鍵や窓の格子をよく点検するとともに,外出の際には施錠を確認してください。また,街中では身の周りに十分注意してください。
車上荒らしの被害に遭わないよう,車内に貴重品を放置したまま車から離れたり,夜間の路上駐車は避けてください。
 ウ トルコ国内の各都市では,大規模なデモが行われることがあります。これらデモの際にデモ参加者が暴徒化して警察部隊と衝突し,双方に死傷者が出た例もあります。巻き添え被害に遭わないよう,デモが行われている現場や群衆が集まっている場所には近づかないようにしてください。

4.隣国のシリア,イラク,イラン,グルジアアルメニアにも別途危険情報が発出されていますので,そちらにも留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省 海外安全ホームページhttp://www.anzen.mofa.go.jp/
             http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在トルコ日本国大使館
 住所:Resit Galip Caddesi No.81, Gaziosmanpasa, Ankara, Turkey
 電話:(90-312) 446-0500
 FAX:(90-312) 437-1812
 ホームページ:http://www.tr.emb-japan.go.jp/index_j.htm
○在イスタンブール日本国総領事館
 住所:Tekfen Tower 10th Floor, Buyukdere Caddesi No.209, 4. Levent 34394, Istanbul, Turkey
 電話:(90-212) 317-4600
 FAX:(90-212) 317-4604
 ホームページ:http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/index_j.html


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