KDX初期状態
こちらが問題の手に入れたカワサキ・KDX125SR。今はほとんどなき2stオフローダー、125ccで22psを叩きだす本格マシンだ。
さらに、車体は大柄で、比較的身長が高く普通のバイクではヒザの血流が止まり、足が痺れてしまう私にピッタリのサイズだ。
しかしなんといっても、125ccという排気量はしまなみ海道で途中の島に降りられるという最強のアドバンテージを持っている。これは、いままで所有してきたバイクでは不可能なことだ。高速道路には乗れないが、それとこれは両立できないトレードオフの関係にあるのでそれは仕方ない。
このKDX、自衛隊仕様にしようと考えている。制式には、現行カワサキKLX250が採用されているが、似たような(似てないが)もんなのでこれを再生し塗装、自衛隊風マシンに仕上げ最終的にはマシンガンを搭載し走りながら撃てるようにしたい。
冗談はさておき、この車両の現状を見ておこう。走行1万キロ、エンジン始動キック一発、アイドリングは安定。走行すると高回転で頭打ちになるためKIPS(低回転時と高回転時で排気ポートの大きさを可変するシステム)の動作不良、低回転時での固着が考えられる。よって、最低でもKIPSのOHとなるため、エンジン腰上OHも視野に入れての作業となる。
電装関係は、なぜかブレーキランプが点灯しっぱなし、確認するとリヤブレーキスイッチはブレーキペダルに接続されていない状態であった。完全に整備不良である。
その他、オイルタンク割れ、冷却水リザーバタンク割れ、各部錆等があるが交換、清掃で問題ない。
他の整備事項としてはブレーキ関係OH、キャブレターOH、フロントフォークOH、駆動伝達系(チェーン等)交換が挙げられる。
勢いで買ってしまったが、バラしていくのはかなり楽しみだ。早く仕上げてナンバーを取りたいものだ。