ザンザス ヘッドライト交換
ザンザスのヘッドライトを交換。
と言っても、バルブではなく、ヘッドライト本体(レンズ)である。
その昔、熱を持たせすぎて前面レンズが溶けてしまい、白く変色してしまったのだ。(写真下)
上の写真が交換後のもの。
ちなみに交換自体は問題ではない。
オクで落としたヘッドライトのリムを塗装したりなんだりというのが本題である。
これが落としてきたヘッドライト。レンズ部分はとてもきれい。
リム部分の錆、塗装ハゲが気になる。
下側の塗膜は相当痛んでいた。なんせ20年前のものなので仕方ない。
ステーを止めるネジもこの通り、サビサビである。
こんな錆を見たら使いたくなって仕方ないのが、「ラストリムーバー」である。(後述)
とりあえず、リムの塗装を落とす。ディスクグラインダーを使用するとイチコロである。
これを手に入れる前は塗装落としがどれだけ面倒だったか・・
ひたすらヤスリでゴシゴシ・・耐水ペーパーでゴシゴシ・・ それはいいとして。
この後、下地作りに「ミッチャクロン」というサーフェーサのようなものをスプレーし、
スプレー黒を重ね塗り、最後にクリアーを吹きかけて完成。
端折りすぎな気もしないではないが、写真を撮るのを忘れていたのだ!!
あと、ネジの処理だがKUREの「ラストリムーバー」というリン酸が主成分の液体に
ネジを漬け込むと、すぐに反応し泡がシュワシュワと出てくる。
しばらく待って、水洗いした後防錆処置として5-56を若干振り掛けると
白銀の酸化被膜によりいい感じになる。もちろん錆は落ちて、キレイキレイである。
ただ、普通じゃない臭いが出るので屋外での使用をお勧めしたい。
この「ラストリムーバー」、ホームセンターで売っているところとないところがある。
うちの近くでは「ロイヤルホームセンター」で売っている。
1ボトル(800mlくらい?)で千円しなかったと思う。
水で薄めて使えるのでなかなか持つし、「KURE」という名の知れたメーカーであるので安心感もある。
処理後は、酸化被膜ができ更なる錆から守るとはいうものの、そんなに強力な被膜でもないようなので(錆がでたこともある。但し雨天中使用箇所)、
ヘッド部だけでも塗装すればナイスなネジへと生まれ変わるだろう。
ネジ買ってくればいいじゃん、という発想もなくはないが、車やバイクの場合普通のネジよりも細かいピッチのものが標準なので(メートル細目ネジ)、
そう簡単にはいかないのである。
とりあえず、ずっと気になっていたレンズ部の曇りがなくなって、超気持ちEのである。