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糖尿病についての薄い知識(1)

突然ですが、糖尿病っていうのは尿に糖が混じるって書くけど、実際の病態は血液の中の糖分が多くなっちゃうんだよね。

 

なんで糖分が多くなるのかっていう話の前に、まず糖分のことを説明するね。

 

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糖分とインスリン

糖分はいわゆるブドウ糖っていうもののことで、これは体内の全ての細胞や臓器のエネルギー源になるんだ。ちなみに肝臓とかには糖分を貯蔵する機能があって、ブドウ糖からグルコースっていうものに少し形を変えて保管するよ。なんかその方が都合がいいらしい。

それで、人の体は糖分が絶対必要なわけだけれども、あんまり多すぎても少なすぎてもよくないらしい。具体的には空腹時血糖値は70~110[mg/dL]の間に調整されているよ。

もちろん、食事をした後はビヨンって上がるんだけど、あんまり上がりすぎると体に良くないので、血液中から細胞の中にブドウ糖を取り込んで、血液中の血糖値を保つようにしているよ。その取り込み役が、「インスリン」ていうやつなんだ。

 

ここから糖分が多くなる話に戻るよ。インスリンはご飯を食べるとそれを検知して出てくるの(膵臓のランゲルハンス島β細胞から)。ところが、このインスリンが少なかったり全然でてこなかったらどうなる?ブドウ糖はいっこうに細胞に取り込まれずに、血糖値は上がっていってしまう。そうなると脳とかに悪い影響を及ぼしてしまう高血糖状態になる。これが糖尿病だ。

 

種類

一応糖尿病には2種類あって、インスリンが全く出てこないⅠ型と、ちょっとは出るけど少なかったり、インスリンの効きが悪い(臓器のせいであってインスリンの質が悪いとかではない)Ⅱ型があるよ。日本では95%がⅡ型らしいね。

ちなみに、Ⅰ型は自己免疫型疾患といって、アレルギーの一種みたいなもの。Ⅱ型は遺伝的な要素もあるけど、どちらかというと運動不足や食生活の悪化で後天的な要素が強い。なので、Ⅰ型はインスリンを打つしか治療法はないけど、Ⅱ型は運動療法や食事療法で改善できることも多い。それをしてもだめなら、Ⅰ型みたいにインスリンを打つか、薬を飲んだりして治療する。

 ※英語の略語 Ⅰ型 IDDM インスリン ディペンド ダイァビティス メラィタス

        Ⅱ型 NIDDM ノン インスリン ディペンド ダイァビティス メラィタス

 

低血糖

ちなみにインスリンを打ちすぎたり、打っても食事をとらなかったり、打つタイミングが悪かったりすると血糖値が下がりすぎて今度は低血糖っていう状態になるよ。

具体的には70[mg/dL]で動悸、発汗など(交感神経症状)が出現して、55[mg/dL]を下回ったら意識もうろうとなったりする。30[mg/dL]より下がると脳がちゃんと働かなくなって、麻痺がでたり(巣症状)、頭がおかしくなったような言動をしたり、最悪の場合は死んでしまうよ。

でも、そういう人はだいたい低血糖の時用にブドウ糖の粉とかタブレットを持っている。意識があるうちにそれを食べたり飲んだりできれば、症状は急速に改善してなんの後遺症も残さないよ。

意識がなくなったり自分で何か食べたりできない状態になったらお手上げだから、薬と食事のタイミングと量はしっかり守らないと大変なことになる。

 

だいたいはこんな感じだね。眠いから今日はもう寝るよ!

何も見ずに書いてるから間違ってるとこがあるかもしれないので、そこはご了承してね!


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